1968-03-08 第58回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
○森(義)委員 それでは非常にしつこいようですが、今度の林業災害補償法をつくるについては、自民党の林業部会からもあるいは全国森林組合からも案が出ているわけです。ところが、その案が林野庁の森林国営保険に拘束をされて、それを見ようとしない、ここに問題点が一つあるわけなんです。だからあくまでもただしておきたいわけなんです。
○森(義)委員 それでは非常にしつこいようですが、今度の林業災害補償法をつくるについては、自民党の林業部会からもあるいは全国森林組合からも案が出ているわけです。ところが、その案が林野庁の森林国営保険に拘束をされて、それを見ようとしない、ここに問題点が一つあるわけなんです。だからあくまでもただしておきたいわけなんです。
この点は一昨年でございましたか、農林漁業基本問題調査会で、ことに林業部会のほうでこれが取り上げられましたときも、非常に大きな問題になったわけでございます。
しかし、せっかく、基本問題調査会で林業部会を作りまして、ある方向を出したわけです。これをすぐ農林省として受け入れられるかどうかということはいろいろな問題がありましょうけれども、一つの研究課題を出したわけです。私どもも一つの問題点を出したわけです。これらのものを総合して基本対策を講ずる必要があるのではないかと思いますが、大臣のお考えを伺いたい。
○野村参考人 主として私、農林漁業基本問題調査会の林業部会の第一委員長をやっておりました関係で、私に与えられた問題は基本対策と主として公有林対策に関する問題だろうと思いますので、基本対策に盛られている公有林対策の考え方の大方のところを申し上げたいと思います。
それで、四十年近く実施してきたこの問題を、一挙に今林野庁が実施するような形で百八十度転換、しかも、先ほど小畑さんのお話を聞いても、青天のへきれき、四十年近くやってきたものを、四十周年の祝賀をやったとたんに、われわれに十分連絡もなしにやってしまったということで、戸惑うているという姿を率直に述べられたわけですけれども、それに地方の知事、市町村長ばかりではなくて、これは基本問題の答申を出された林業部会の関係